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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月1日（0687号） | 1939年 | 【1939】朝陽映島（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月1日（0687号） | 1939年 | 【1939】防共の盟約｜鉄壁の堅陣（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月1日（0687号） | 1939年 | 【1939】仰げわれ等の皇太子様（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月3日（0688号） | 1939年 | 【1939】兎と兵隊（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月5日（0689号） | 1939年 | 【1939】明朗北京の春麗か（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月7日（0690号） | 1939年 | 【1939】平沼第二次戦時内閣成る｜近衛内閣のあとを受けて四日大命を拝受した平沼枢密院議長は司法大臣官邸に組閣本部を置き直に組閣に着手し五日完成同日夜親任式が宮中に於て行はせられた。写真は平沼内閣誕生の日の組閣本部と本部に於ける平沼新首相。【注記】人名＝近衛文麿、平沼麒一郎（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月8日（0691号） | 1939年 | 【1939】国体意識正に強化の秋｜平沼新内閣、不動の大方針完遂へ｜四日夜内閣組織の大命を拝した平沼男は急ピッチを以て組閣工作を進め五日午後三時全閣僚の銓衡を終了夕刻宮中へ参内恭しく閣員名簿を捧呈次いで親任式が行はせられ此処に平沼内閣は事変処理大方針遂行への第一歩を踏み出した。写真は初閣議後の新閣僚。【注記】前列中央が平沼麒一郎首相、その右、近衛文麿前首相▼撮影＝1939年1月5日（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月8日（0691号） | 1939年 | 【1939】世界戦史に輝く一大金字塔を樹立｜畑大将、帝都へ晴れの帰還｜徐州大殲滅戦に、武漢攻略戦に中支の戦野を馳駆して不滅の武勲を誇ること十一ヶ月、世界戦史に燦たる一頁を加へて新春三日故国へ輝く上陸第一歩を印した畑大将は六日朝東京駅前の日の丸の波の中に威風堂々晴れの入京を行ひ、直ちに軍状奏上に参内した。写真は儀装馬車にて参内する畑大将【注】撮影＝1939年1月6日▼人名＝畑俊六（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月10日（0692号） | 1939年 | 【1939】新東亜建設の希望を胸に 北満移民団、勇躍新しき活躍へ｜遠大なる新東亜建設の希望を胸に厳寒の地北満に黙々として明日を目指して働く移民団にも輝しき新春が訪れたが遥か故国の空を拝し、勇躍更に新しき活躍を誓ふ少年義勇隊員の胸に去来する感慨や果して何？写真は鉄驪青少年義勇隊トラクター班の初日の出遥拝。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月10日（0692号） | 1939年 | 【1939】戦捷軍国の春に轟く歩調 雄渾極り無き陸軍始観兵式｜戦捷正に万里、東亜永遠の平和建設目指す正義の軍は大陸の空高く凱歌をあげる一月八日、畏くも大元帥陛下御親臨の下に、代々木原頭に於て空陸相呼応しての壮厳にして雄渾限り無き大観兵式が挙行され、地に轟く歩調空に響く快音の一大交響楽こそ軍国日本の勝利を象徴するものであつた。御写真は御前を堂々行進する戦車隊の威容。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月11日（0693号） | 1939年 | 【1939】小癪にも蔣・猶も挑戦 全戦線に遊撃戦を採用？｜抗戦第二期に対する支那軍は全線に亘り遊撃戦を採用し、遊撃戦を主体として正規戦はこれを従属せしめることに決定、共産党戦術の全面的進出を企画、猶も蔣介石は無益の抗戦を続けんとしつゝある。写真は最前線に厳然警備を続ける皇軍勇士。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月11日（0693号） | 1939年 | 【1939】軍国の春に相応しき豪華絵巻 陸の鉄牛部隊帝都大行進｜事変開始以来陸の花形として華々しき殊勲を樹て全国民に強い感銘を与へた猛牛戦車隊は軍国の春に相応しき豪華な大行進を帝都目抜き通りに行ひ、凄じい轟音と共に百五十余台は沿道の歓呼を浴びつゝ靖国神社へ参拝、護国の英霊に感謝の祈りを捧げてこの行進を終つた。写真は銀座街頭を行進する戦車隊の威容。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月12日（0694号） | 1939年 | 【1939】羅馬を湧かす宝塚親善使節一行 ムソリーニ首相も感激して拍手｜防共の盟邦独伊両国にステーヂから親善の花束を贈らうと旅立つた宝塚ガール一行は羅馬に到着。大人気に湧く公演にはム首相も出席して、可憐な大和乙女の優美さに、すつかり御満悦、大きな拍手を続けてゐた。写真は×印、観劇中のム首相と舞台の宝塚ガールス。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月13日（0695号） | 1939年 | 【1939】白鉢巻に粋な法被で｜広東親日突撃隊の出初式｜意地ッ張りの広東ッ子が江戸の哥兄連に負けまいと組織した親日突撃隊は元旦と二日引続いて背には日の丸、襟には「親日突撃隊」と染め抜いた粋な法被も甲斐々々しく祝賀行進し、“東亜新禧”のアドバルーンを上げて素晴しい元気であった。写真は親日突撃隊の祝賀行列。【注記】撮影＝1939年1月2日（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月13日（0695号） | 1939年 | 【1939】山田中支最高指揮官の初巡視後｜旗艦出雲に及川司令長官を訪問｜山田中支方面最高指揮官は着任後初めて上海の陸軍部隊巡視と各方面への挨拶をなすため八日飛行機で南京より上海に入り陸軍部隊を巡視後〇〇に投錨中の旗艦出雲に及川司令長官を訪問挨拶を述べた。写真は山田中支方面最高指揮官と及川提督の交歓。【注記】人名＝山田乙三、及川古志郎（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月14日（0696号） | 1939年 | 【1939】我が陸の荒鷲鵬翼を連ね｜第五次敵首都重慶を大空襲｜我が無敵巨鵬群陸の荒鷲は突如！！快晴に澄み渡った大陸の大空を切って第五次敵首都重慶の大空襲を敢行し断雲に閉ざされた雲間より敵軍事拠点に対し有効適切なる爆撃を加へ、完膚なき迄の大損害を与え、全機無事帰還した。写真は爆撃行成功に乾杯を上げる我が勇士達。【注記】撮影＝1939年1月10日（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月14日（0696号） | 1939年 | 【1939】蠢動の残敵掃蕩戦続く 無敵海軍陸戦隊の討伐行｜我が陸海空三位一体の攻撃の前に敗走に敗走を重ね己に拠点を失ひつゝも猶蠢動を続ける残敵を一掃すべく各地に華々しき掃蕩戦が展開されてゐるが、我が無敵海軍陸戦隊は、猛進又猛進を続け、赫々たる武勲を輝かせつゝ殱滅戦を展開してゐる。写真は勇猛陸戦隊の残敵掃蕩戦。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月15日（0697号） | 1939年 | 【1939】“共産主義は世界侵略の手段なり”｜痛烈に論難するリュシコフ大将｜世界人類共同の敵スターリンの魔手を逃れて満ソ国境を越境して亡命し来つたリュシコフ大将は十二日麹町宝亭に於て記者団と第二次会見を行ひ、“スターリンの共産主義は既に単なる主義に非ず、世界侵略の魔手である”と痛烈に論断した。写真は記者団と会見するリュシコフ大将。【注記】撮影＝1939年1月12日撮影（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月17日（0698号） | 1939年 | 【1939】長期建設を目指して｜兵隊さんが大場鎮へ農場を！！｜東洋永遠平和建設を目指して奮戦する我が勇士達は僅かな余暇をさいて上海戦激戦の地大場鎮に農場を開き、水牛を使って耕作したり、種子を蒔いたり、天晴れなお百姓さん振り、大陸の第一線にあって長期建設の実を示している。写真は農場で微笑む皇軍勇士。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月17日（0698号） | 1939年 | 【1939】無気味に光るスパイの眼？｜いや万国博出品の小型時計ですよ｜噴火山に踊るスパイの眼は光るなんて驚かないで下さい。瑞西御自慢の時計工業の粋を尽して桑港万国博へ出品した世界最小の腕時計と眼を比較した丈けなんですよ。でも随分小さな腕時計も出来るものですね。写真は瑞西御自慢の世界最小型の腕時計。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月19日（0700号） | 1939年 | 【1939】全欧洲の注目の焦点 風雲急迫のチユニス帰属問題｜チアノ伊外相の投じた一石により俄然急迫し、暗雲低迷の全欧洲は更に微妙極る不安な政局を現出しつゝあるが、英伊会談、独仏会談、洪国防共陣参加と目まぐるしいまでの活動となり、今や欧洲は噴火山上の一線を彷徨しつゝある。写真は埃及チユニス間の軍用自動車路。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月20日（0701号） | 1939年 | 【1939】四川軍閥の反抗、勢力俄然台頭｜蒋の統制力、一路崩壊へ！！｜蒋介石の実力的抑圧に一旦恭順を装ふていた四川軍閥は、重慶行営の成都移転を機として反抗勢力を強力化し、蒋の躍起の懐柔にも係らず、愈々内面的反抗の烽火はつのりつつあり、今や蒋の統率力は全面的に崩壊しつつある。写真は残敵掃蕩に活躍の皇軍。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月20日（0701号） | 1939年 | 【1939】老英大国の悩み愈々深刻化｜本国各地に勃発する暴動事件｜老獪外交を以て漁夫の利を得て居た老英大国も今や欧州に亜細亜に深刻な悩みを抱いて焦燥しつつあるが本国各地にも各階級の示威行進、サボタージュ等勃発、チェンバレン首相をめぐって指導者の悩みはますます深い。写真は我等に職とパンを与えよのビラを掛けて倫敦目抜通りに現はれた失業者の雪中デモ。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月21日（0702号） | 1939年 | 【1939】涙ぐましい宣撫官の活動に協力 支那軍帰順兵達も伝単貼り｜東洋平和建設の為に必死の活動を続け前線の将士と同様の苦労に耐えつゝ宣撫工作を行つてゐる宣撫官達の涙ぐましい迄の活動を見て、支那軍帰順兵達もすつかり感激しつゝ地理案内をしたり宣伝ポスターを貼る等一心に働いてゐる。写真は伝単を貼る帰順兵達。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月22日（0703号） | 1939年 | 【1939】豪華な空中大ペーゼントで｜航空日本の新空港、愈々開場｜商都大阪と大陸、東京を繋ぐ航空路に更に添へる航空日本の新偉力、国際飛行場兵庫県川辺郡神津村の大阪第二飛行場の竣工式は来賓多数出席の上厳粛裡に行はれた。写真は豪華な空中ペーゼント。【注記】「大阪第二飛行場」は現在の大阪国際空港（伊丹空港）▼撮影＝1939年1月17日（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月24日（0704号） | 1939年 | 【1939】東亜永遠の平和確立目指して｜平沼首相の歴史的大獅子吼｜休会明け二十一日の貴衆両院は夫々定刻開会、劈頭平沼新首相は明朗にして荘重なる口調を以て平沼内閣の施政方針を述べ七十三歳の老宰相とも思へぬ烈々たる気魄を以て東亜興隆の大方針完遂への確固不動の決意を示した。写真は衆議院に於ける首相の施政演説。【注記】撮影＝1939年1月21日、貴族院で。衆議院は誤り▼人名＝平沼麒一郎（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月24日（0704号） | 1939年 | 【1939】山西の残敵、蠢動猶止まず｜断乎軍旗を捧じ雪中猛進撃敢行｜敗戦に敗戦を重ね、今や山西山岳地帯に於て全く匪賊と化しつつある支那軍を殲滅すべく皇軍〇〇部隊は厳寒零下二十有余度荒れ狂ふ猛吹雪を冒して堂々軍旗を先頭に大討伐戦の雪中猛進撃を開始した。写真は堂々進軍する〇〇部隊。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月25日（0705号） | 1939年 | 【1939】姑娘も甲斐々々しくお手伝ひ 武昌に明朗和平の日、帰る！！｜曽つては抗日の本拠であつた武昌も皇軍の手で保護されて以来、日一日と明朗な平和に帰り、支那娘達も進んで原博部隊にお手伝ひを申込み甲斐々々しいエプロン姿で調薬室で働いてゐるその瞳には、明日への大いなる希望が燃えて、傷病兵のため努力に新しい喜悦を感じてゐる。写真は投薬室で働く支那姑娘達。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月25日（0705号） | 1939年 | 【1939】意気軒昻たるフランコ軍 人民戦線政権の心臓部へ猛攻撃｜西班牙フランコ軍は愈々バルセロナの包囲陣を完成、同攻略南方部隊は人民戦線派政権の心臓部たる工業地帯を距る僅々三、四十哩の地点に肉迫、一方北方部隊はこれに呼応して西北方四十五キロの要衝マンレサに進出し、意気軒昻、総攻撃の態勢を完成した。写真はフランコ政権閣僚、ブルゴスに於ける記念撮影。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月27日（0707号） | 1939年 | 【1939】暗雲漲る地中海上の波濤を蹴り｜伊太利大艦隊堂々大演習開始｜チュニス・コルシカの帰属問題をめぐって、正に大暴風雨来らんとする険悪な地中海上に、伊太利海軍はその精鋭全艨艟を動員し、やがて来らんとするものに備へて、大演習を開始した。写真はシェザール号を先頭に堂々航進する伊主力艦隊。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月27日（0707号） | 1939年 | 【1939】厳寒零下二十余度の朔風に抗して｜我が無敵陸の荒鷲潼関、大爆撃｜厳寒正に零下二十余度の殺人的寒波も何のその、我が無敵陸空軍は、地上部隊と相呼応して連日空爆を敢行しつつあるが皇軍の果敢極る黄河渡河進撃に備へて小癪にも潼関に多数の兵力を集め、防衛施設を強化しつつある支那軍に対し完膚なきまでの空爆を行った。写真は隴海線空爆に向ふ我が陸の荒鷲群。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月28日（0708号） | 1939年 | 【1939】一路、東亜永遠の平和建設へ｜興亜議会、快速調の議事進行｜東亜永遠の平和建設の重大任務を担ふて、重大議事を審議しつつある興亜議会第七十四議会は、総親和の実を挙げつつ未だ曽て見ざる緊張裡に急速調の議事進行振りで重大案件を処理しつつある。写真は議場風景、右から平沼首相、米内海相、板垣陸相。【注記】1939年1月24日から開かれた衆院予算総会の一場面▼人名＝平沼麒一郎、米内光政、板垣征四郎（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月28日（0708号） | 1939年 | 【1939】停戦和平運動全支に澎湃｜英雄的老将軍呉佩孚蹶起か？｜汪兆銘の和平勧告声明を切っかけとして停戦和平を希望する支那民衆の運動は今や全支に澎湃として起りつつあるが、これと同時に在野元老政治家の総出馬を希望しつつあるに鑑み、支那全民衆の崇拝する英雄的存在呉佩孚将軍の蹶起を中心に呉将軍は大きくクローズ・アップされている。写真は呉将軍とその家族。【注記】右端が呉将軍（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月29日（0709号） | 1939年 | 【1939】王克敏・梁鴻志の両委員長｜杉山北支最高指揮官を訪問｜予ねて協議中の中華民国政府連合委員会決定事項を発表後、王克敏臨時政府委員長、梁鴻志維新政府委員長の両氏は官邸に杉山北支最高指揮官を訪問、種々会談を遂げた。写真は杉山大将と会見の両委員長。【注記】左から王克敏、杉山元、梁鴻志（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月29日（0709号） | 1939年 | 【1939】雪がなくともスキーが出来る｜リオ・デ・ジャネロの人工スキー場｜雪がなくてと嘆く南米リオ・デ・ヂャネロのスキー・ファンの為にと市当局が人工スキー場を市の真中にあるエキヒイビション・ホールに作り、ファンをすっかり喜ばしています。写真は人工雪でスキー場をと大童の製作ぶり。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月31日（0710号） | 1939年 | 【1939】意気天を衝くフランコ軍｜人戦軍を仏西国境へ急追｜フランコ軍並に伊太利義勇軍はバルセロナ攻略後息つく隙もなく北方に進撃を続け、人民戦線軍を漸次仏、西国境ピレネー山脈方面に追ひ詰め人戦軍は逃げ場を失ひ全く潰滅に瀕しつつあり、フランコ軍の意気正に衝天の勢である。写真は凱歌をあげるフランコ軍。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 1月31日（0710号） | 1939年 | 【1939】蠢動を続ける敵陣地に対し｜勇猛山瀬部隊の果敢極る大空爆｜寒風を衝いて堂々猛進撃を続ける皇軍部隊の前に敗退又敗退を続ける敗走幾千里か、半ば匪賊と化しつつ猶も蠢動する残敵に対し、断乎掃蕩の火蓋は切られ、零下二十有余度の北支の冬空を縫ふて猛鷲山瀬部隊は果敢な空爆を敢行、赫々たる戦果を収めた。写真は敵陣目がけて爆弾投下の瞬間。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月1日（0711号） | 1939年 | 【1939】猛吹雪を衝いてこの難行軍 楽しい食事も凍り付く飯で｜零下四拾度に近い厳寒の大陸に狂ふ白魔と闘ひつゝ、支那敗残兵殱滅行を続ける皇軍勇士の難行軍は筆舌に尽し難き辛苦の連続で、楽しい食事ですら凍りついてバラバラの飯と云ふ有様で、聖戦目的の最前線にある忠勇将士の姿こそ崇高無比と云ふべきであろう。写真は凍つた飯に舌鼓を打つ皇軍勇士―○○にて―（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月1日（0711号） | 1939年 | 【1939】新京国防婦人会の暖い慰問に 爆笑の花を咲かす白衣勇士｜国防第一線に立つて零下四十余度の厳寒に討匪行に、警備に奮闘し名誉の負傷をした白衣の勇士を慰めやうと国婦新京支部では軍官区病院を訪問感謝慰問を行つた後余興の福引は趣向を凝らした、丈け非常に喜ばれ爆笑洪笑に白衣勇士も大喜びであつた。写真は福引きの喇叭に喜ぶ白衣の勇士。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月3日（0713号） | 1939年 | 【1939】勇士も思はず微苦笑もらす 愛馬の背中で羽搏く御馳走｜猛吹雪と難路とに悩まされつゝ山西山岳地帯の残敵掃蕩戦を続けてゐる皇軍部隊の労苦と緊張は全く人力以上のものがあるが、写真のやう内地に見られぬ珍行軍風景もある。愛馬の背中に鶏をくゝりつけ微笑し乍ら“ヤア御馳走が羽搏いてゐやがる！！”部隊長への晩の食事を思ふ部下の涙ぐましい心尽しの一つであろう。写真は馬の背中で暴れる御馳走。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月3日（0713号） | 1939年 | 【1939】焦燥の老大国、何処へ行く？｜東へ西へ、狂奔する英老首相｜フランコ軍がバルセロナ攻略に困窮し、コルシカ、チュニス問題に手を焼き、ヒ総統の植民地要求に戦き支那事変には暗躍完全に失敗した英国の老獪なる外交は今や全的に失墜しつつある時、老軀に鞭打って東奔西走する英首相チェンバレンの胸中に秘するものや果して何であろうか。写真は去る十七日、羅馬を訪問した英首相（右）とチアノ外相ム首相。【注記】右からチェンバレン英首相、チアノ伊外相、ムソリーニ伊首相▼撮影＝1939年1月11日。17日は誤り（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月4日（0714号） | 1939年 | 【1939】全支民衆の輿望を担ふて 呉佩孚将軍、遂に蹶起す！！｜永年の沈黙を破つて突如として中国衰亡と赤魔の横行から中国良民を救ふべく、和平救国を要望する全国民衆に応へて呉佩孚将軍は遂に蹶起し、蔣政権の覆滅、反共徹底の大旆かざして開封へ向ふことになつたが去る丗一日各新聞記者団と会見その熱意を語つた。写真は熱意を語る×印呉将軍。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月5日（0715号） | 1939年 | 【1939】米新国防案審議も延期か？ ル大統領の政策議会で大反対｜ルーズベルト大統領の全体主義諸国に対抗してデモクラシー諸国を援助すると云ふ外交政策は今や議会に於いて全面的の反対を受け、不同盟、不干渉、不介入主義の伝統的孤立を侵したものとして非難され新国防案審議も延期されるものと見られてゐる。写真は米国海軍が躍起となつて拡張しつゝある空軍の精鋭沿岸哨戒重爆撃機群。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月7日（0716号） | 1939年 | 【1939】愛国の熱血燃えるお角力さん｜戦闘機愛国相撲号を献納｜国技相撲で皇軍慰問や白衣勇士慰問と報国の赤心を披瀝して戦線にある我が将兵に喜ばれているお角力さん達が今度戦闘機愛国相撲号を献納、命名式は立川飛行場で行はれ、化粧廻しも鮮かに横綱男女ノ川は土俵入りを行った。写真は男女ノ川の土俵入り。【注記】撮影＝1939年2月4日（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月7日（0716号） | 1939年 | 【1939】聖地に硝煙漲る流血の惨｜パレスタイン紛争愈々激化｜聖地イエルサレムに吹く血の旋風ユダヤ人対アラビア人の紛争は英国官憲の重圧にも係らず、益々激化の一路を辿りつつあり。英国軍隊の銃火を物ともせず、アラビア人は飽くなき闘争を続け、物すごい迄の反英空気の中に終始している。写真は銃火を浴びせるイエルサレム駐屯の英国部隊。【注記】パレスチナ、エルサレム（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月8日（0717号） | 1939年 | 【1939】勝つて兜の緒を〆める 漢口警備隊の猛訓練｜日一日と平和な空気を取り戻しつゝある武漢三鎮。苦悩に歪んだ支那民衆の顔も我が優しい兵士の厳戒に護られ乍ら元の朗かな微笑を取り戻しつゝあるが“勝つて兜の緒を〆める”警備将士は閑暇を見ては猛訓練に努めてゐる。写真は銃剣術の猛練習する警備隊。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月10日（0719号） | 1939年 | 【1939】渦巻く濁流と闘ひつつ｜猛遡江を続ける〇〇艇隊｜吹荒ぶ朔風、渦巻く濁流と闘ひつつ、威風堂々と遡江を続ける〇〇艇隊は、船尾に燦たる軍艦旗を翻し、波濤を蹴って一路蒋政権覆滅への進撃の前には敗残支那軍の陣営寂として一発の銃声もない。写真は堂々〇〇目指して遡江する〇〇艇隊。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月10日（0719号） | 1939年 | 【1939】怪奇とも見えるこの装備｜米国の誇る新鋭戦車隊｜一見奇怪なる斯の戦闘帽と防毒面は、米国陸軍の現時使用せる自慢のもの、斯の戦車はジョージ・メード要塞に於ける戦車示威行進に出場したもので、その快速力を利用し飛行機の煙幕展開と呼応してあらゆる地形地物を巨人の如く突破し近代科学立体戦の花形として活躍するものである。写真は米国自慢の軽戦車。（公開Ⅰ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月11日（0720号） | 1939年 | 【1939】肌をつんざく寒風を衝いて 破竹の冀中進撃部隊、候口占領｜身を切る厳寒の朔風下、冀中地区粛正に一斉行動を開始した各部隊は破竹の勢を以て所在の敵を撃破しつゝ猛進軍を続けてゐるが赤地部隊は早くも滏陽河畔に進出、石友三、孫殿英、共産軍の合流軍を一挙に撃滅、要衝候口を占領した。写真は○○車上、寒風と闘ひつゝ厳戒を続ける皇軍勇士。（公開Ⅱ期） |
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同盟通信写真ニュース（1939年）
| 2月12日（0721号） | 1939年 | 【1939】我陸海軍の精鋭部隊 待望の海南島へ奇襲上陸成功｜我が○○隻より成る大舟団の新鋭部隊は海軍と緊密なる協力のもとに南支那海の深夜を縫ふて突如！！海南島へ奇襲上陸を敢行、我が方に何等の損害なく奇襲に成功するや直に敵主力を撃滅すべく堂々の進撃を開始した。写真は敵が主力を集中しつゝある海口。（公開Ⅱ期） |